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船長

石川 一郎

タンカーの最高責任者として安全と環境保全を第一に原油を運びます

当社が運航する船舶は、原油を運ぶ全長333m、幅60mのVLCC(VERY LARGE CRUDE OIL CARRIER)と、全長230m近いLPGタンカーです。こういった巨大なタンカーを操って主に中東と日本を往復し、貴重な原油・ガスを輸送することによって日本の経済活動を支えています。
船橋(ブリッジ)にて
船橋(ブリッジ)にて
船長の役割を一言に纏めますと、国際条約や会社方針・規定に則って最適の判断をし、乗組員に方向性を示して自らリードしていく事と言えるでしょう。
職務内容は多岐に渡りますが、具体的な一例を挙げますと…先ずは安全かつ効率的な航海の達成。目的地までの距離、時期によって刻々と変化する気象や海潮流、船舶交通の輻輳状況、漁船の操業状況、更には海賊の出没状況など様々な要素を考慮し、スピードが出て燃料消費が少なく、かつ安全に走れる最適なルートを計画します。

通常航海中は当直航海士と操舵手がペアで航海当直に入りますし、荷役と甲板部は一等航海士が、機関部は機関長・一等機関士がそれぞれ管理・監督します。従って船長には定時で始まり定時で終わるという業務はありません。その代わり、最終責任者として全ての状態を把握しておかねばならず、24時間いつ何があってもすぐに対応できる事が要求されます。
入出港時、狭水道通過時、あるいは荒天操船時など要所では直接操船指揮を執りますが、船が巨大な分、操船には綿密な計画・計算が必要であり、時には大胆な決断力・胆力を発揮しなくてはなりません。
また、通信士を配乗しない現代のGMDSS(遭難救助通信システム)船となった現在、通信業務、事務処理も重要な仕事の一つです。

私達は、三等航海士として入社後、超大型タンカーの運航技術と知識を身につけながら二等、一等航海士そして船長へとステップアップしていきます。その間、海上勤務と陸上勤務を交互に経験してキャリアを積み、幅広い知識と実力を身につけ、認められて初めて船長職を執ることになります。

本船の最高責任者であり、乗組員の命、カーゴを含めた全てを預かっているという緊張感と誇りを胸に、安全と環境保全を第一として、荷主や用船者を満足させる品質での輸送を提供すべく日々努力しています。

ある1日の行動

最適な航路を検討中
最適な航路を検討中
5:00 船橋(ブリッジ)へ昇橋
周囲船舶の動静確認
天気図など気象情報入手、受信メール確認
6:30 朝食
7:00 シンガポール海峡 通峡スタンバイ
11:00 スタンバイ解除
12:00 昼食
13:00 本社への正午報告や仕向地等とのメール通信
船食業者への食糧発注など
16:00 一等航海士と甲板など見廻り
17:00 夜間命令簿作成
18:00 夕食
19:00 シャワーor入浴
(船長室、機関長室は部屋にバスタブがあり、特に緊張から開放された後の入浴は至福のひととき)
20:00 プライベートタイム
(船長室には電子海図モニターがあるので、部屋に居ながら周囲の状況やスピードが確認できる)
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