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衝突を避けるための操船(避航)

VLCC超大型タンカーは長さ333m、幅60m、深さ 29m(船底から甲板までの高さで、ビル9階に相当します)。また原油満船時には喫水約20m、ビル6階分が水面下に沈んだ状態で航行しています。(満載排水量約30万t)
東京湾やマラッカ海峡などを航行する場合、航路幅や水深に制限がある上に、強い潮流等の自然条件および船舶交通の影響を大きく受けます。
これらの海域で、VLCCの安全航行を達成するためには、乗組員個々の知識、技術、経験とチーム力を結集することが必要です。
大洋航海中、本船は他船と衝突の危険がある場合、約10マイル(18.5km)手前から、針路を変更して他の船を避ける動作を始めます。これを地上に当てはめた場合、本船がJR東京駅通過時に川崎駅にいる船を発見し、衝突を避ける為の動作を始めるのですから、その距離感覚はちょっと想像できないと思います。 マラッカ海峡等、船舶が多数行き交う場所では、ブリッジ(船橋)や機関制御室は最強の布陣でスタンバイ状態として航行しています。航行可能水域が制限されているため、衝突を避けるための動作を取る距離も短くなりますが、それでも5km手前では確実に避航動作を取っています。 シンガポール海峡ではVTS(船舶交通管制所)管制官がレーダーやAIS(船舶自動識別装置)で交通状況を判断し、無線で各船に指示および注意事項を連絡してくれます。同様の交通管制所は日本国内の主要な航路、海域にも設定されています。
  • レーダーとECDIS(電子海図)で他船の状況を確認
    レーダーとECDIS(電子海図)で他船の状況を確認
  • ECDIS(電子海図)の画面.
    ECDIS(電子海図)の画面.

一言コラム:航続距離は?(当社管理船の一例)

航続距離:約22,000マイル(約40,800 km ≒ 赤道一周の距離)
燃料満タンで赤道上を航走した場合、地球一周することができます。
(現実的には迂回が必要で、赤道上を世界一周することは不可能です。)
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