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船の速力を表す単位と種類

単位

船体
船舶の速力を表す単位はノット(Knot)を使用します。
1ノットは1時間に1海里(マイル)を進む速さです。
1海里(国際海里)=1,852m
1ノット=1,852m毎時となります。

種類

・対水速力(log speed)
海水に対しての速力

・対地速力(O.G.speed)
陸地に対しての速力。海流、潮流などに左右されます。

船は基本的に、原油満載時でも空船時でも常にフルスピードで航海をしています。
風や潮によってそのスピードは変わり、事前に風や潮を計算することである程度の到着予定日時を予測しています。
タンカー乗組員は、対水速力や対地速力を常に確認しながら方位やスピードの調整をしています。

・満載航海速力
船が満載状態の時、主機を常用出力で運転した時に出しうる速力

・バラスト航海速力
船が空船状態の時の速力(石油を積んでいない時は、船を安定させる為に重石として海水を積んでいます。)

例えば、「日章丸」では
気象条件の良い場合において、満船時は 16.3 ノットが満載航海速力となります。
(空船時は 17.5ノット)

一言コラム : 船は急に止まれない

時速30kmで走る乗用車が、危険を回避するため、急ブレーキをかけて止まる距離は約11m。
一方、16ノット(時速約30km)で航行中のVLCCタンカーの場合、急ブレーキをかけて停止するまでの距離(フルスピードから全速後進をかけて船が停止するまでの距離)は水の上を滑っているため、なんと約4,100m(当社管理船舶の一例)となり、約15分もかかります。
従って、船が前方の危険を回避する時は、急ブレーキをかけるよりも、舵を切って危険を避ける方法が有効といえます。ただし、舵を一杯に切っても、すぐには船は動かず、また旋回圏(横方向に移動する最大距離)は約1000m(当社管理船舶の一例)もあります。巨大な船の操縦は、車の運転のようにはいきません。操船する船長、航海士は船の操縦性能を常に頭に入れ、機敏な行動をとる必要があります。
停止距離の比較
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