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タンカーの心臓部にあたる主機

30万tクラスのVLCCに搭載されるエンジンは2サイクルのディーゼルエンジンでシリンダーの数は7気筒で通常“主機”と呼ばれています。
ピストンの直径は84cm、そのストロークは3m以上にもなります。主機単体の重さは990t、底部から一番上の排気弁頂部までの高さは15mにも達します。
最高出力は3万7,000馬力ですが通常は3万2,000馬力程度で運転しています。プロペラは毎分70回転です。プロペラ1回転で約7m進み、満載のVLCCを毎時15ノット以上の速力で航海させることができます。(当社管理船の一例)

主機が一日に使用する燃料は約100tです。使用する燃料は一般に“C重油”と呼ばれる廉価な低質油ですが、廉価といっても1日550万円(2012年3月)かかります。したがって主機を運転した後の排気ガスも無駄にはしません。煙突から排出される前に、排ガスで過給機(ターボチャージャー)を運転し空気を主機のシリンダー内(燃焼室)に送り、良好な燃焼に役立てます。過給機で使用された排ガスはさらに排気ガスエコノマイザーという装置で蒸気発生の為の加熱源として利用されます。したがって航海中は、ボイラは運転せず、主機の排ガスで、必要蒸気を発生させます。この蒸気でタービン発電機を運転したり、また各ヒータの加熱に用います。
排ガスの熱エネルギーを無駄にしない工夫がなされています。
主機
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