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オイルロード超大型タンカー12,000kmの旅
「一航海の軌跡」Vol.4 日本帰港 2/4

乗組員の交代

本社のサポート体制について紹介してきましたが、ここで乗組員の乗下船について紹介します。

アラビア湾の出口であるホルムズ海峡を抜け、高まっていた乗組員の緊張もひと段落となるインド洋の大海原へ出た頃、長期間乗船している船員にとっては何よりも楽しみの「交代連絡」が本社から伝えられます。
長期間、家族と離れて過ごしている乗組員にとって、「交代連絡」はとても嬉しく、待ちに待った瞬間です。乗船期間は約7〜8ヶ月位です。乗船時は痩せて引き締まった体をしていた乗組員も、おいしい食事の為か、下船時にはお腹周りにとても貫禄を感じるようになっている場合もあります。
交代連絡を受けた乗組員は、揚地に着くまでの間、後任者に仕事を引き継ぐ為に作業内容や懸案事項等を詳細に記入した「引継帳」を作成します。また、自分の荷物に加え、家族へのお土産等により一人で持つことができるのか?と思わんばかりの大量の荷物の整頓を開始します。
荷物積み込み
荷物積み込み
船が揚地に到着し、後任者が乗船すると、荷役業務の合間に新乗船者と共に現場を回りながら、「引継帳」をもとに引き継ぎを行います。引き継ぎでは、通常作業の他に、機器の整備計画等の懸案事項に至るまで詳細に確認し、後任者がスムーズに業務に就くことができるようにします。

引き継ぎ終了後、下船者は通船ボート(本船と陸上を往復する小型のボート)を待ち、船長、機関長をはじめ、継続乗船者へ挨拶をして下船します。日本で下船する場合は、日本人とフィリピン人では若干手続きが異なり、日本人乗組員は通関を済ませてから帰宅することになります。フィリピン人乗組員は、通関や入出国および港から空港までの移動をアテンドする「転船代理店」と呼ばれる業者が手続きを行います。
愛する家族のもとへ
愛する家族のもとへ
一連の手続きが終わると下船者は業者と共に空港へ向かい、空港でのチェックイン手続き終了後、転船代理店業者に見守られ、ようやく家族の待つフィリピンへ帰国していきます。
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