女性の活躍が出光のミライを決定づける

大学時代農学・畜産を専攻。
アグリバイオ分野の技術担当。
家族構成は、夫と子供2人。
入社以来一貫して人事業務に携わる。
産休後、新設部署に異動、
ダイバーシティー担当。
海運に興味を持ち出光に。
販売店担当を経験したのち、
現在海外原油需給のアナリスト。
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入社を意識したきっかけと現在のやりがい


中村:疋田さんが入社を意識したきっかけはどういうものだったのですか?

疋田:大学で畜産関係の研究をしていました。就職活動を行うまでは、出光に農業関係の部門があることは知らなかったのですが、選考が進むにつれ、“現場を知って活躍できる技術者”を求めていることを知って魅力を感じましたね。佐野さんは?

佐野:出光では身近なガソリンスタンドはもちろん、疋田さんが取り組まれているようなアグリバイオのようなものまで、幅広く事業を手掛けていますし、さらにグローバルに展開しています。“ああ、こういうのもやっているんだ。なにをやっても面白そうだな”って感じたのが一番の理由です。

中村:私は出光の社員との懇談会に出席した時に、自分より一回り以上も上のお兄さんたちが、まるで少年のように楽しそうに語ってくれて。十何年も会社で働いていても、まだ大きな夢があってキラキラしているなあと。そこに惹かれて興味を持ったんですよね。

疋田:なるほど。確かに、そういった少年のような人は多いですよね(笑)。今の仕事で感じているやりがいは何ですか?

佐野:毎日、前日の原油マーケット動向をレポートにまとめ各部に向けて発信しているのですが、現場の担当者やお客様のお役に立てていれば嬉しいなと思っています。レポート1枚でも試行錯誤の毎日ですが、参考になったとの言葉をもらった時にはやりがいを感じますね。疋田さんはいかがですか?

疋田:やっぱり自分が考えたことをお客様に提案し、そこで相手にご理解いただいたり、納得していただけたりした時に、言いたいことが伝わったっていう点でやり甲斐は感じるのかなと思います。中村さんは、今、興味深い仕事に取り組んでいますよね?

中村:新設された部署でダイバーシティー(人材多様化)を担当しているのですが、そこで皆さんの意見を吸い上げている段階です。社内でも今までにない、全く新しい仕事ですから、ゼロから作り上げるところに難しさも面白さもあると感じています。
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家庭と仕事の両方があるから頑張ることができる


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中村:私もそうですが、疋田さんも出産を経験して仕事に復帰しました。率直に感じていること聞かせてもらえませんか?

疋田:ダイバーシティー的な質問ですね(笑)。出光は産休や時短勤務など制度が整っており、私はそれを充分に活用させていただいたと思っています。

中村:確かに制度は充分に整備できていると思っています。やっぱりこれから私たちが考えなくてはいけないのが、“女性のキャリア形成をどう支援するか?”ということだと思っています。どうしても時間に限りがあるので、いかに生産性の高い仕事をしていくのかがポイントになります。要するに働き方の改善と、上司や部下とのコミュニケーションの活性化ですね。

疋田:確かに、現在の状況では、正直、私も100%仕事に注力できてはいません。しかし、そこは上司なり同僚とできるかぎりコミュニケーションを取って協力してもらうしかないと思います。幸い、私の職場はとても協力的な雰囲気で、非常に感謝しています。

佐野:子育てと仕事を両立させるなんて、今の私には想像できないですね。大変じゃないですか?

中村:大変か大変じゃないかと言われれば、たぶん大変だと思います(笑)。でも、子供が生まれてからも、家のことがあるから仕事も頑張れるし、その逆もあるのかなと思います。私はその2つあることで自分の精神的なバランスがとれている感じがします。

疋田:私はどちらかというと家の方の手を抜いているほうなんで(笑)。今子供が2人いますが、朝、私が保育園に2人を送っていって、お迎えから夕飯を作るまでの夕方の部分は夫が担当しています。完全に半々くらいの家庭の役割分担になっており、私の場合はそうしないと両立は難しいですね。

中村:やっぱり家族の協力とか会社の方々の協力がすごくありがたいんですけど、家庭の事は1人ではやれないので、家族の協力はすごく大事。人手って意味でもそうだけれど、自分の事を精神的に支えてくれる家族はすごく大事な存在なんじゃないかなって。とにかく、協力してくれるような夫選びが大切ですよね(笑)。

佐野:メモしておきます(笑)。やっぱり入社前は結婚しても出産してもバリバリ働くぞと思っていたのですが、思ってたよりかは難しそうだなと思う面もあって…。でも、お二人の話を聞いて勇気がわきました。

この会社の「人を育てる」という力を信じている


中村:最後に、今後の目標について語り合いましょうか。

佐野:今はとにかく与えられた仕事をがんばりたいと思っています。結婚も出産もしたいと思っていますので、旦那さん選びもですかね(笑)。今後も先輩のお話を聞きながらなるべく長く、少しでもいいので会社に貢献できるように働いていければと思っています。

疋田:2人の子どもの出産を経験し期間的なブランクが生じたのは確かです。でも最近は、外部の研修に参加し、そこで社外の女性がどういう風に考えているか、いわゆるロールモデルの方のお話を伺ったりしながら、自分のキャリアを長期的に見据えるようになりました。長い目で考えていった方が、自分自身無理がないと思うし、幸い上司も理解してくれています。本当にありがたい環境だなって思います。

中村:入社以来、ずっと人事の仕事をやらせてもらっているので、ある意味天職だと思っています。今後も、会社の良い部分は守っていきながら、変えるべきところは力強く変えられる人事になりたいと思っています。そして、これからまた沢山の女性が入社してきて、出光で活躍して欲しいなと思っているので、疋田さんや自分がロールモデルとなっていければと思います。私はこの会社の「人を育てる」という力を信じています。たとえ男性であろうと女性であろうと、それは可能なことだと思っているので、その希望を社員の皆さんとも共有したいですし、理念である“人間尊重”を体現しているような社員が1人でも多く活躍できる場を作っていきたいと思います。
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MESSAGE
人事部長 原田 和久

日本の社会が構造的に少子高齢化に向かう中で、働く人材の確保においては、国籍、性別、年齢にこだわっている状況にはありません。
人材の多様化を進めることが重要な経営課題であり、そのための環境整備の推進には、社長自らも旗振り役として取り組んでいます。
従来より出光は、仕事を通じて一人ひとりが世の中で尊重される人間として成長することを経営の原点としています。このことは、人材多様化の推進においても共通の価値観として大切にしつつ、一方、多様化によって生まれる新たな価値観を取り込むことは、社員の成長や事業変革の芽となることが期待できます。
とりわけ女性活躍の推進は、国策とも合致した多様化の要であり、女性が安心して働きやすい環境をつくることは、社員すべてにとっても活力を生み出すことになるでしょう。
皆さん、出光社員から直接話を聞いてみませんか。
人事部・人材多様化推進グループリーダー 飯沼 牧子

出光は男性社員だけが活躍しているイメージを持っていませんでしたか?
ところが実際は、女性社員も自分の仕事に誇りと責任感を持って様々な業務に取り組んでいます。私たち社員には、仕事を通じて社会に貢献すること、人間性という面からも一段高い自分になれるよう挑戦、努力を続けることが求められます。女性社員も自らの成長を追い求めて仕事の幅を広げ、困難な仕事にもチャレンジしています。
全社員数に占める女性の割合は8%。この数字だけを見ると、女性が働きづらい会社なのでは?と疑問を持つと思います。しかしその疑問は、出光の女性社員と会えば払拭できるはずです。生活の基盤を支えるエネルギーの安定供給、無資源国の日本だからこそ、社会的な責任は大きいものです。女性社員も“日本にエネルギーを”という気概を持って仕事に取り組んでいます。社会を支えているという責任がやりがいに繋がっているからです。
未来社会にもエネルギーを届ける挑戦を一緒にしませんか?
※所属は取材当時のものです。