あらゆる素材の出発点として、
強い使命と思いを胸に

出光で輝くヒューマンドキュメント
化学事業部 オレフィン課冨永 崇仁 2009年入社

現在の私の仕事

石油化学の根幹を担うオレフィンのビジネスに携わっています。オレフィンと言っても、一般の皆さんには馴染みがないでしょう。これは、プラスチック(樹脂)や合成ゴムなどの基礎化学原料になるもので、現代の産業に欠かすことができません。このオレフィンを得るための方法はいろいろありますが、日本でおこなわれているのがナフサを分解するもの。私たちオレフィン課の役割は、経済情勢や環境変化によってめまぐるしく変化するオレフィンの需給状況を見極め、サプライチェーンの中心に位置するナフサ分解プラントの稼働と収支計画を策定、実行することです。生産、供給(販売)、在庫状況を確認し、石油コンビナートを形成する需要家、関係会社、社内の関係部署と調整/共有化によって、競争力の源泉となる「需給の最適化」を図っています。

印象に残っているエピソード

現部署に異動する前は、ポリオレフィン樹脂を対象とした三井化学との合弁企業「プライムポリマー」で販売業務に携わっていました。伸長著しいアジアの汎用樹脂と競合する案件があり、おりしも当時は「超円高」の真っ只中で、交易上かなりの劣勢。しかし、努力を重ねて、無事に販売シェアを防衛できました。やり抜いたときの達成感は格別でしたね。私が心がけたことは、とにかく「価値の提供」です。処方技術や物流体制の見直しによる合理化提案を実施するとともに、将来の長期的互恵関係を念頭に粘り強く交渉し、先方に納得いただくことができました。このときの経験は、いまの仕事でも能動的な戦略の立案というかたちで生きています。いずれは、海外現地法人での事業運営や高付加価値事業の立案にも関わってみたいですね。

自分が輝いていると思えた瞬間

入社時に思い描いていた仕事のイメージ「グローバルに展開する事業のなかで、自分自身が活躍する場を持つ」が、そのまま実現できていると感じる瞬間が多々あります。出光興産のオレフィン生産能力は公称ベースで997キロトンにおよび、化学メーカーを含め国内第2位のシェアを誇ります(2014年12月時点)。そのスケールを背景として、私が手がけている「需給の最適化」は、化学分野の事業運営に直結します。業務を遂行する過程では、生産の局面でも配船など物流の局面でも当初の計画通りにいかないことも多く、そのたびに社内外関係者との調整をおこなわなければなりません。しかし、努力に見合う使命感とやりがいがあります。
1Day Schedule
OFF TIME
オン/オフのメリハリをつけています。平日は業務に専念、週末は大学時代の友人たちと誘い合わせて遊びにいくことが多いです。写真はBBQの風景です。