未来を切り開くための
材料研究に携わる醍醐味

出光で輝くヒューマンドキュメント
先進技術研究所 リチウム電池材料開発センター材料評価グループ中田 明子 2007年入社

現在の私の仕事

全固体のリチウム電池の材料開発に携わっています。携帯電話やPCなど私たちの生活の中でリチウム電池は欠かせず、最近では電気自動車やハイブリッド車にも搭載されるなどその領域が更に広がっています。従来型のリチウム電池は電解液が用いられていましたが、これを固体電解質に置き換えるのが私たちのテーマ。全固体化によってリチウム電池の安全性や性能を飛躍的に伸ばすことが可能です。このテーマの中で私が担当しているのは、固体電解質の物性評価と電池化による品質評価・解析。これが全固体リチウム電池の安定製造や更なる改良・開発につながっていきます。「社会が成り立つための根本であるエネルギー」に興味を持ってこの会社を志望した私にとって、大きなやりがいのある仕事です。

印象に残っているエピソード

新規の材料を評価したときに、まったく予期しない性能が出たことがありました。種々の電気化学的な測定結果も解釈不明だったので、まず社内の専門家に相談。それから何度も議論を重ねて自分なりに解析モデルを導きだし、それを社外の専門家にお見せして意見をいただきました。こうしたプロセスをたどって解析モデルの妥当性が検証され、ついに社内の評価モデルとして採用されたのです。実際にこのモデルを用いて種々のサンプルを評価したところ、性能向上の指針が得られました。このときの達成感は一生忘れられませんね。研究開発は発見の連続ですが自分一人では解釈しきれない場合もあり、社内外の専門家の協力をいかに仰ぐかが大切になります。

自分が輝いていると思えた瞬間

「新しい技術で未来を切り開いていく仕事」という実感は、何事にもかえられません。先進技術研究所の研究開発は中長期を見据えており、上市に向けた計画に基づいて一歩一歩進んでいきます。私の仕事は、高いハードルに対して試行錯誤を繰り返す、どちらかといえば地道なものです。しかし、材料の最も根本となる部分を担当しているので、その材料の新しい知見を誰よりも早く知ることができる。これが研究者としてのやりがいですね。その知見を更に次につなげていこうというモチベーションにもなります。新しい発想・アイデアで進めていくのは中々難しく苦労も多いですが、少しずつでも開発が前進するたびに達成感があります。自分が描いていたイメージをより具体的な形にできたときは本当に嬉しいですね。
1Day Schedule
OFF TIME
まとまった休日があれば家族で旅行に行くことが多いです。国内・海外問わず世界遺産等の観光名所を散策してリフレッシュ。写真は、韓国・ソウルの北村です。