さまざまな要求、使用環境に
応じた防錆油を開発する

出光で輝くヒューマンドキュメント
営業研究所加工油グループ平田さやか 2007年入社

現在の私の仕事

私は潤滑油の開発に携わっています。一般的に潤滑油は、こすれ合う金属面と金属面との間に入り、面同士の摩擦を減らし、機械の摩耗やエネルギーロスを抑えたりする役割をします。しかし、潤滑油の機能はそれだけにとどまりません。私が所属している加工油グループでは、金属を改質したり、洗浄や保護するときに使われる潤滑油も開発しています。私が今担当しているのは、金属の腐食やさびを防ぐ防錆油です。研究所内での実験だけではなく、お客様の現場へ赴いて、実際に潤滑油が使用される環境に合わせたオーダーメイドのものづくりも行います。また、お客様が安心して製品開発を行えるよう、潤滑油の紹介および最適な使い方や管理方法のご提案も、私たちの仕事です。

印象に残っているエピソード

初めて開発担当者として仕事を任せてもらい、お客様のもとに訪問して、緊張と責任感を感じながら、現場で起きている課題解決に向けて一緒に技術打合せを行ったことが印象に残っています。技術打合せでは、お客様が何に困っているのか、しっかりとヒアリングを行います。問題となる現象の原因は何かを追究し、どのような性能を潤滑油に持たせれば解決できるのかを考えます。その上で最適な基油と添加剤の配合を設計するのです。試作油は営業研究所で性能評価をしますが、お客様の現場と同じ使用環境を再現するための工夫も必要で、実際の使用環境を見せて頂きながら、再現のアイデアを練ります。お客様から直接話を聞くと本当に困っているという気持ちが伝わってきて、私が頑張らねばという思いがより強くなりました。営業研究所で開発した試作油をお客様のもとで評価頂き、「出光さんのオイルを使うと良くなった」と言ってもらえたときの達成感と喜びはとても大きかったですね。

自分が輝いていると思えた瞬間

自動車や電化製品など、私たちの身のまわりの中には潤滑油が使用された製品が沢山あり、自分達が開発した潤滑油が世の中に出るチャンスも沢山あります。実際に私が所属する営業研究所の開発した潤滑油が製品に使用され、世の中の役に立っているのを自分の目で見ることができたときは、心が躍る一番好きな瞬間ですね。また、私たちは商品開発だけではなく、まだ世界に出ていない最先端領域の研究も手がけています。そこで成果が出せれば、日本国内のみならず世界へと展開が可能です。これもまた研究者冥利に尽きますね。直近のテーマは、日本とは異なる海外の厳しい腐食環境でも充分な性能を発揮する防錆油の開発。海外のお客様に評価をいただき、販売実績の面のみならずイデミツ・ブランドの存在感をますます高めていきたいですね。
1Day Schedule
OFF TIME
50年の歴史ある社内音楽部のビッグバンド、サンライズファミリーでサックスを吹いています。地域のイベントを中心にジャズからポップスまで幅広くライブ活動しています!