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2011年度

当社の研究員が発表します学会情報をご紹介いたします。発表資料・投稿等については、著作権の関係で詳細な資料をご紹介できない場合がございます。ご了承ください。

High-Performance Thin Film Transistor with Amorphous In2O3-SnO2-ZnO Channel Layer

発表日
:2012年3月21日
発表先
:Japanese Journal of Applied Physics Vol.51 (2012) 03CB01
概要
:高移動度の酸化物半導体として期待される、In2O3-SnO2-ZnO系TFTの導電モデルを金属のs軌道とバンドギャップの観点から解説した。また、ホール効果の温度依存性を評価することで、当材料が従来品と比較して本質的に移動度が高いことを示した。
発表者
笘井 重和、西村 麻美、糸瀬 将之、松浦 正英、笠見 雅司、松崎 滋夫、矢野 公規、宇都野 太※1、川嶋 浩和※1(※1電子材料部、先進技術研究所)

積層型有機エレクトロニクス素子におけるインピーダンス分光

発表日
:2012年2月21日
発表先
:表面科学 (会誌) Vol. 33, No. 2 (2012) p. 81
概要
:We present the impedance analysis of multi-layered organic electronic devices. We have developed a new analysis technique, Dynamic Modulus Plot (DMP), which is the combination of C-V measurement and Cole-Cole plot. It is applied to analyze the anomaly of color index change against the current density of a stacked Red/Green phosphorescent Organic Light Emitting Diode (OLED). DMP shows that electrons accumulate in the green emitting layer below the turn-on voltage. The anomaly of the color index is attributed to the quench of the triplet excitons by the electrons accumulated in the green emitting layer. The color index anomaly becomes less when the accumulation is reduced by optimizing the host material of the green emitting layer. We demonstrate that DMP is a useful method to investigate the layer-to-layer carrier dynamics of separated function devices.
発表者
高橋 淳一(先進技術研究所)

GPC-ICP質量分析法を用いた重質油中の含ヘテロ化合物の分子サイズ分布測定

発表日
:2012年2月15日
発表先
:出光技報 55巻1号
概要
:残油などの重質油の脱硫・脱金属処理において,処理対象の原料油や生成油中の含ヘテロ(S,V,Ni)化合物の挙動を把握し,反応解析を行うことは重質油処理の触媒やプロセスの条件を最適化する上で重要である。これら含ヘテロ化合物分子のサイズ(大きさ)と反応場となる触媒の物性(細孔径など)との関係を把握するために、分子のサイズで分離を行うゲル浸透クロマトグラフ(GPC)装置とヘテロ元素を高感度に検出できるICP質量分析(ICP-MS)装置を組み合わせたGPC-ICP-MSを用いた分析法の検討を行った。本報ではこの分析法の概要と重質油処理における原料油や生成油中の含へテロ(S,V,Ni)化合物の分子サイズ分布測定について分析例を交えて解説した。
発表者
佐藤 栄作、高根 孝仁(先進技術研究所)

高速引張試験による衝撃特性評価

発表日
:2012年1月31日
発表先
:書籍「高分子材料の耐久性・信頼性試験ノウハウ集」技術情報協会発行
概要
:材料の衝撃強度試験法として一般的な振り子式試験(アイゾット・シャルピー試験)が、実際の製品の衝撃試験結果と必ずしも相関が良くないことは、製品・材料開発者がしばしば経験するところである。
その問題点を解消する一つの手段として、試験速度を空気圧や油圧で制御する計装化された高速引張試験機が開発され実用化されている。
本論ではこの高速引張試験機の特長を、測定例を交えて紹介する。
発表者
竹田 英俊(先進技術研究所)

Device Simulation of Ditch and Elevated Electrode Structures in Organic Thin-Film Transistors

発表日
:2012年1月27日
発表先
:Japanese Journal of Applied Physics Volume 51 (2012) 024303
概要
:デバイスシミュレーションを用い、有機TFTにおける電極形状とTFT特性の関係を調べた。その結果、ボトムコンタクト配置においても、チャンネル部分を電極下面より掘り下げる、あるいはソース.・ドレイン電極をオーバーハング状にするなどで、特性をトップコンタクト並みに改善できることがわかった。この理由を、電極付近の電界強度解析より、考察した。
発表者
沈 昌勲※1、関谷 隆司、服部 励治※1(※1九州大学、先進技術研究所)投稿は九州大学

High-Mobility Thin-Film Transistors with Polycrystalline In-Ga-O Channel Fabricated by DC Magnetron Sputtering

発表日
:2012年1月6日
発表先
:Applied Physics Express Volume 5 (2012) 011102
概要
:有機ELディスプレイや高精細液晶ディスプレイなどの次世代ディスプレイには、高移動度を示すTFTが求められている。アモルファスのインジウム・ガリウム・亜鉛酸化物(IGZO)TFTは、アモルファスシリコンTFTよりも移動度が1桁高いことから注目されている。
多結晶インジウム・ガリウム酸化物(IGO)を用いたTFTでは、IGZOの4倍程度のTFT移動度が得られた。多結晶IGOはアモルファスシリコンTFTの最高プロセス温度以下で結晶化させることが可能なため、実用プロセスに適した材料である。
発表者
江端 一晃、笘井 重和、霍間 勇輝、飯塚 隆、松崎 滋夫、矢野 公規(先進技術研究所)

5-Hydroxy-eicosapentaenoic acid is an endogenous GPR119 agonist and enhances glucose-dependent insulin secretion

発表日
:2011年12月9日
発表先
:Biochemical and Biophysical Research Communications Volume 416, Issues 1-2, Pages 58-63
概要
:GPR119は膵臓ランゲルハンス島β細胞、腸管内分泌細胞に発現するG蛋白質関連受容体の一つである。GPR119のアゴニストはグルコース依存性インスリン分泌を惹起するのでGPR119のアゴニストは糖尿病抑制効果と血糖値の恒常性維持が期待される。我々はω3不飽和脂肪酸の代謝物(5-HEPE)がGPR119の潜在的アゴニストであり、グルコース依存性インスリン分泌を促進することを見出した。5-HEPEはマウスMIN6細胞、ヒト大腸扁平上皮癌細胞HuTu80に作用し、cAMPの蓄積を促すことがわかった。またこれらの作用はGPR119特異的siRNAにより阻害される。リコンビナントのGPR119は既知のアゴニストと同様、5-HEPEに応答する。ω3不飽和脂肪酸は有益な効果を生体にもたらすこと、および疫学的な研究により糖尿病への改善効果を持つことが幾つか報告されてるが、分子生物的アプローチや、受容体の解析はまだなされていない。我々の発見がω3不飽和脂肪酸と糖尿病の分子レベルの関係解明に一石を投じることが期待される。
発表者
小暮 亮太※1、遠山 和矢※1、冷牟田 修一、小島 至※2、武田 茂樹※1(※1群馬大学工学部、先進技術研究所、※2群馬大学医学部生態調整研究所)

第1章 第10節 HEV・EVモーター冷却潤滑兼用油の選定について

発表日
:2011年10月31日
発表先
:書籍「次世代自動車(EV・HEV・PHEV)で変わる部品・材料と熱管理技術」技術情報協会発行
概要
:HEV、EV車の出力向上に伴いモーター冷却技術が重要である。冷却性は低粘度ほど優れるが、同じ粘度なら熱伝導率が高いほど優れる。定量的解析により、基油構造を工夫することによって、数十%の冷却性改善も期待されることが分った。設計により最適基油物性は相違するので、早い段階での情報交換が望まれる。
発表者
:坪内 俊之(先進技術研究所)

成書”化学のブレークスルー”(共著)

発表日
:2011年10月15日
発表先
:化学同人
概要
:企業研究から見た計算化学のここ10年間の注目文献、研究事例を紹介した。さらに計算化学を活用した研究開発の将来像を提示した。
発表者
鞆津 典夫(先進技術研究所)

潤滑界面における摩擦調整剤の分子構造解析

発表日
:2011年10月15日
発表先
:出光技報 第54巻3号
概要
:摩擦調整剤の摩擦特性について、分子構造との関係を検討した。化合物の構造と物性の相関を解析する計算化学の一手法である定量的構造物性相関(QSPR)を用いて、潤滑界面における摩擦調整剤の摩擦低減特性に関する作用因子を予測した。また、非線形な光学過程を利用した界面選択的な分光分析法である和周波発生振動分光(SFG)を用いて、潤滑油中の金属界面における摩擦調整剤の吸着挙動を観察し、QSPRとSFGの相関を確認した。さらに、分子動力学に基づくシミュレータで、固体表面に吸着した化合物をモデリングすることでSFGスペクトルを解析し、その吸着構造を考察した。
発表者
:甲嶋 宏明、小河原 陽子(先進技術研究所)

分光エリプソメトリーによる薄膜の解析

発表日
:2011年10月15日
発表先
:出光技報 第54巻3号
概要
:分光エリプソメトリーによる薄膜の膜厚や光学定数評価の概要、測定原理、構造並びに物性評価に関して解説した。具体的な解析適用例として、1)パーフルオロシクロブタン構造を含むポリマーの構造と光学定数の関係、2)ポリカーボネート薄膜の膜厚、屈折率の熱応答、に関して解析した内容を紹介し、さらに、九州大学横山らによる有機EL素子の中の正孔輸送材料の分子配向の解析事例を紹介した。
発表者
:川嶋 絵美、石井 宏寿(先進技術研究所)

残油水素化分解(R-HYC)触媒の開発−重油直接脱硫装置(RH)への適用検討−

発表日
:2011年10月15日
発表先
:出光技報 第54巻3号
概要
:重質残油水素化分解(R-HYC)触媒を重油直接脱硫装置(RH)に適用し,重質残油の分解率を高めると共に,後段の重質残油流動接触分解(RFCC)システムと組み合わせることでガソリン等軽質油を高収率で得ることを目標とした。開発は,我が社の有する既存水素化分解触媒の残油高分解を継承しつつ,課題であった脱硫性能向上を開発R-HYC触媒とその触媒組み合わせシステムの両面から取り組むことで達成した。
発表者
:稲村 和浩、高橋 信行、砂川 洋二※1、飯野 明※2(先進技術研究所、※1営業研究所、※2生産技術研究所)

芳香環数に基づく重質油分離法の開発と重質油分離法の開発と重質油詳細組成分析への応用

発表日
:2011年10月15日
発表先
:出光技報 第54巻3号
概要
:近年、国内の石油産業では原油を有効に利用するため、重質油分解率の向上が求められている。先進技術研究所解析技術センターでは、重質油分解率の向上に貢献するために、重質油の成分を分析し、反応を予測する技術の開発に取り組んでいる。複雑な混合物である重質油の組成分析を行うためには、類似した構造グループに分離必要があると考えられるため、カラムクロマトグラフィーと液体クロマトグラフィーを組み合わせた芳香族環数に基づく分離法を開発した。本手法と質量分析等を組み合わせることにより、従来困難であった重質油成分の構造同定、定量分析が可能となった。
発表者
:鳥居 孝洋(先進技術研究所)

LC/MS/MSを活用した構造解析

発表日
:2011年10月15日
発表先
:出光技報 第54巻3号
概要
:LC/MS/MSは、LCで分離した試料成分の質量分析を行い、さらにその中から特定のイオンを選択し、そのイオンを分解して生成したイオンを測定する分析手法である。測定モードによって、化合物の詳細構造を得る、特定の部分構造を持った化合物を調べる、夾雑成分中の特定化合物を選択的に検出するなど様々な使い方が可能であり、材料分析から環境分析、代謝研究や薬物動態研究など幅広い分野で活用されている。その中でも化合物の詳細構造を得ることを目的としたLC/MS/MSの活用例として、不明成分の構造解析および位置異性体の構造解析結果を紹介し、LC/MS/MSについて解説した。
発表者
:舛田 奈緒子(先進技術研究所)

High Performance Organic Semiconductors with High Field-effect Mobilities and Low Contact Resistances for Flexible Displays

発表日
:2011年10月10日
発表先
:IEICE Transactions on Electronics E94.C (2011) , No. 11, Pages 1713-1719
概要
:有機半導体材料は、大面積かつフレキシブルな次世代デバイスを低コストで作製できる可能性を持つ材料として期待されている。
半導体分子の平面性を追求し、フェニルエチニル基を持つ化合物(DPEA)を設計したところ、ヘリンボーン型の結晶構造を持ち、半導体層として用いた素子で3cm2/Vs以上の高い電界効果移動度を示した。また、DPEAは金電極に対して低い接触抵抗を示したため、電荷注入層として用いたトランジスタ素子を作製した結果、別途開発中の半導体材料と組み合わせることで、高移動度と低閾値電圧を示す素子を開発できた。
発表者
:寺井 恒太、川嶋 絵美、栗原 直樹、長島 英明、近藤 浩史、齊藤 雅俊、中村 浩昭(先進技術研究所)

第4章 第1節 ポリカーボネート

発表日
:2011年9月25日
発表先
:書籍「プラスチック分析入門」
概要
:ポリカーボネート(以下PC)は、2009年度国内で28万t/y生産されている汎用エンジニアリングプラスチックである。透明性、耐衝撃性、耐熱性、難燃性などの優れた特長を生かしてさまざまな産業分野へ用途展開が行われている。
PCのもっとも一般的な製造法は4,4'-ジヒドロキシ-2,2'-ジフェニルプロパン(BPA)(IUPAC名;4,4'-(プロパン-2,2-ジイル)ジフェノール)とホスゲンを反応させる方法であるが、近年、BPAと炭酸ジフェニルを用いる方法や二酸化炭素を直接原料に用いる方法が実用化されている。また、BPA以外のモノマーを共重合させたグレードが特殊用途向けに開発されている。本稿ではPCの分析方法について述べた。
発表者
:若林 淳(先進技術研究所)

Syndiotactic Polystyrene

発表日
:2011年9月15日
発表先
:書籍「Encyclopedia of Polymer Science and Technology」Wiley発行
概要
:シンジオタクチックポリスチレンの合成方法、物性、用途に関して最新情報を纏めた。
Wiley Online Library.

(別ウィンドウで開きます)http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/0471440264.pst362.pub2/abstract

発表者
:鞆津 典夫(先進技術研究所)

ジャガイモの種いも伝染性病害の切断刀伝染に対するマレイン酸の防除効果

発表日
:2011年9月1日
発表先
:植物防疫 第65巻第9号
概要
:馬鈴薯は病気や害虫などの被害が拡大しやすく、国が種芋の生産や流通を制限している。種芋農家は、流通前に検査を受け種芋が罹病していないという認可をえる必要がある。
種芋は切断刀(包丁)で1個を2〜4個に切断し、その都度消毒液で刃を消毒することが義務付けられている。種芋の病原菌は感染力が高く、完全消毒のために次亜塩素酸カルシウム10%液の使用のみ許可されているが、濃度が高いため塩素ガスが発生し作業者の健康被害が頻発していた。
これに代わる新たな剤として優れた消毒性能と高い安全性を合わせもつマレイン酸20%液を見出し、商品化した。
発表者
:田中 文夫※1、清水 基滋※1、不破 秀明※2、小曽納 雅則※2、大上 大輔※3、小笠原 美奈子※3、角 一雄(※1北海道立総合研究機構中央農業試験場、※2種苗管理センター北海道中央農場、※3ホクレン農業協同組合連合会農業総合研究所、先進技術研究所)

有機薄膜太陽電池と低分子材料の開発動向

発表日
:2011年8月15日
発表先
:工業材料 2011年9月号 特集「実用化へ動き出した有機薄膜太陽電池の研究開発 最前線」
概要
:出光では、有機ELの開発で培われた低分子材料技術および真空蒸着技術をもとに、有機薄膜太陽電池においても低分子蒸着型により開発を推進している。本書ではまずこれまでの低分子蒸着型における研究例を概観し、その後当社における開発について述べた。オプトロニクス投稿時より材料開発が進展し、変換効率5%超の材料を複数見出し、その分光感度等データーを示した。最後に実用化に向けての開発課題を材料の高効率化および低コスト化、素子構成検討そしてプロセス開発の三点に絞り、将来展望を述べた。
発表者
:東海林 弘、楠本 正(先進技術研究所)

Production of double repeated B subunit of Shiga toxin 2e at high levels in transgenic lettuce plants as vaccine material for porcine edema disease

発表日
:2011年7月1日
発表先
:Transgenic Research Vol.20, No.4, 735-748
概要
:我々は遺伝子組換え技術によりワクチンを蓄積したレタスをブタに食べさせて、安価かつ低労力でブタ浮腫病を予防可能な食べるワクチンの開発を目指している。病原大腸菌が生産する志賀毒素Bサブユニット(ワクチン)を、特定のアミノ酸配列からなるスペーサーを介して二連結することで蓄積量を飛躍的に増大させることに成功した。これにより、レタス100g新鮮重あたり数十 mgのワクチンを蓄積させることができ、実用化に耐えうるレベルに到達した。本研究は経済産業省プロジェクト「植物機能を活用した高度モノ作り基盤技術開発/植物利用高付加価値物質製造基盤技術開発」で実施した。
発表者
:松井 健史、瀧田 英司、佐藤 寿男、紀 美佐、門山 裕美子、金城 聖子、澤田 和敏、浅尾 浩史※1、川本 恵子※2、刈屋 晴子※2、牧野 壮一※2、濱端 崇※3、加藤 晃※4(先進技術研究所、※1奈良農業総合センター、※2帯広畜産大学、※3国立国際医療研究センター、※4奈良先端科学技術大学)

N-glycosylation at noncanonical Asn-X-Cys sequences in plant cells

発表日
:2011年7月1日
発表先
:Glycobiology Vol.21, No.8, 994-999
概要
:植物でワクチンなどのタンパク質生産を行う際、小胞輸送経路の利用により高蓄積が見込まれる。小胞輸送経路でAsn(アスパラギン)に付加され得るN-結合型糖鎖はタンパク質の活性、血中半減期、安定性や免疫原性に影響を与える可能性がある。植物においてN-結合型糖鎖は、Asn-X-Ser/Thr (X、プロリン以外の任意のアミノ酸;Ser、セリン;Thr、スレオニン)配列中のAsnに付加されると考えられていたが、我々は植物で生産した志賀毒素BサブユニットのAsn-X-Cys(システイン)配列中にも付加されることを世界で初めて見出した。本研究は経済産業省プロジェクト「植物機能を活用した高度モノ作り基盤技術開発/植物利用高付加価値物質製造基盤技術開発」で実施した。
発表者
:松井 健史、瀧田 英司、佐藤 寿男、金城 聖子、澤田 和敏、濱端 崇※1、加藤 晃※2(先進技術研究所、※1国立国際医療研究センター、※2奈良農業総合センター)

ポリプロピレン材料の屋外暴露による劣化についての実験的解析 −SAICASによる斜め切削法の有用性−

発表日
:2011年6月15日
発表先
:出光技報 第54巻2号
概要
:長期の屋外暴露試験による劣化が衝撃強度に与える影響を評価した。
耐候剤を添加したポリプロピレン(PP)と添加しないPPの試験片を3年間にわたる屋外暴露試験により劣化させ、高速引張試験に供すると同時に、その破面観察と表面観察およびSAICASによる板厚方向の強度分布測定を行った。その結果、耐候剤を添加したPPは3年間の屋外暴露でも衝撃強度が低下しないのに対し、耐候剤を添加しないPPはいずれの試験・観察においても暴露期間の早期のうちに劣化が生じていた。特にSAICASによる斜め切削試験が劣化を最も早く検出することが明らかになった。
発表者
:竹田 英俊(先進技術研究所)

少量試料でのガソリン・灯軽油留分の詳細分析方法 −流路切り替え技術のGCへの活用−

発表日
:2011年6月15日
発表先
:出光技報 第54巻2号
概要
:原油や反応装置から出る生成油の評価方法は、蒸留装置を用い分留を行い、その後各留分(ガソリンから重油)の評価を行うため、多量の試料量と評価時間に長時間を要していた。今回、原油および生成油を直接分析装置に導入しガソリン留分のみを評価できるガスクロ装置並びに灯軽油留分のみを評価できる二次元ガスクロ装置を開発した。このことにより、従来の蒸留装置を用いる評価方法に比べ、試料量4ℓ→1mlに大幅に少量化並びに、評価時間3日間→2時間に短縮することが可能となった。
発表者
:水野 重之(先進技術研究所)

牛のルーメン機能を改善する天然素材“カシュー殻液”

発表日
:2011年6月1日
発表先
:デーリィマン6月号
概要
:カシュー殻液の実用化に向け、北海道大学、出光興産、畜産草地研究所および山形大学の4機関でプロジェクト研究が行われた。製剤開発においては非加熱ペレット加工により殻液の活性成分の長期安定がはかられ、これを給与した牛は20-30%のメタン低減が生じ、それはルーメン内の細菌のうちプロピオン酸生成に関与するものが選抜されたことに強く関係し、さらに長期給与した牛やマウスに変調が生じないことを確認した。ルーメン菌叢の変化は劇的で、アナカルド酸のもつ界面活性作用により特定菌の細胞損傷がおこり、菌の選択的な不活性化につながったものと推察された。
発表者
:小林 泰男※1、長嶋 協(※1北海道大学、先進技術研究所)投稿は北海道大学

低分子系有機薄膜太陽電池の現状と将来

発表日
:2011年6月1日
発表先
:月刊オプトロニクス 2011年6月号特集「フレキシブル有機薄膜太陽電池の新展開」
概要
:出光では、有機ELの開発で培われた低分子材料技術および真空蒸着技術をもとに、有機薄膜太陽電池においても低分子蒸着型により開発を推進している。本書ではまずこれまでの低分子蒸着型における研究例を概観し、その後当社における材料開発、素子構成および基礎物性評価に関する検討について言及した。トピックスとしては700nm付近に吸収極大を有するp材料を開発し、変換効率5%を超えるシングルセルの開発を挙げた。最後に実用化のための高効率化、耐久性等の課題に対する取組方針を述べ、将来展望とした。
発表者
:東海林 弘、楠本 正(先進技術研究所)

High rate capabilities of all-solid-state lithium secondary batteries using Li4Ti5O12-coated LiNi0.8Co0.15Al0.05O2 and a sulfide-based solid electrolyte

発表日
:2011年5月1日
発表先
:Journal of power sources Volume 196, Issue 15, 2011, Pages 6488-6492
発表者
:清野 美勝、太田 剛、高田 和典※1(先進技術研究所、※1物質・材料研究機構)

Development of zeolite hydrocracking catalyst and system for resid hydrodesulfurization unit

発表日
:2011年4月30日
発表先
:Catalysis Today Volume 164, Issue 1,Pages 204-208
概要
:In order to meet the present demands on refineries, such as coping with the soaring oil price and shrinking market for fuel oil as the primary energy sources, we resumed developing new R-HYC catalysts, which should have good abilities in both resid hydrocracking (HYC) and hydrodesulfurization (HDS) . For more practical purpose to be applicable to the existing Atmospheric residue desulfurization (ARDS) unit, a suitable combination for the R-HYC catalyst with the conventional hydrotreating catalysts, such as HDM and HDS, has been under investigation.
発表者
:稲村 和浩、飯野 明※1(先進技術研究所、※1生産技術センター)

石油性状分析試験法 第11回[流動性]粘度・粘性

発表日
:2011年4月1日
発表先
:ペトロテック 第34巻第4号
概要
:石油の粘度(動粘度)は、石油製品の送油性、流動性および潤滑油の規格と性能を評価するうえで重要な物性値である。ディーゼルエンジンでは、軽油を噴射して霧化するため、粘度が低すぎると燃料ポンプの潤滑油性に欠け、摩耗や焼き付けを起こしてしまう。一方、潤滑油では、粘度指数で高温、低温の粘度を規定している。粘度指数は潤滑油の潤滑油性能が低温から高温まで安定に得られるか否かを示す指標である。すなわち、粘度は石油製品および潤滑油の重要の物性値の1つであり、測定方法等について投稿した。
発表者
:水野 重之(先進技術研究所)

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