ページ内を移動するためのリンクです。

  • ミュージアムショップ
  • メールマガジン
  • サイトマップ

本文

展覧会情報

最新の展覧会
2017年1月8日(日)〜2月5日(日)

開館50周年記念 岩佐又兵衛と源氏絵 ―〈古典〉への挑戦

2017年は、京都と福井で絵筆をふるっていた岩佐又兵衛(1578-1650)が、活動の地を江戸に移してから380年目の節目の年にあたります。若い頃から、日本と中国のあらゆる画題に対して貪欲に取り組んだ又兵衛ですが、生涯にわたって絶えず意を注ぎ続けたものに、王朝文学の傑作『源氏物語』を題材にした絵画(源氏絵)があります。又兵衛は、この古典中の古典ともいうべき難しいテーマに、どのように向き合ったのでしょうか。この展覧会では、又兵衛をはじめ、又兵衛と同じ時代を生きた画家たちの挑戦の様子をご覧いただきます。伝統に学びつつも、それにとらわれることなく、新鮮で大胆な発想によって生み出された江戸時代の源氏絵の魅力を、どうぞお楽しみください。

年間スケジュール

2016年度

2016年4月9日(土)〜5月8日(日)

開館50周年記念美の祝典T ―やまと絵の四季

2016年、出光美術館は開館50周年を迎えます。その記念企画として所蔵の絵画作品より、国宝・重要文化財を中心とした屈指の優品を厳選し、三部構成によって一挙大公開します。
第一部のテーマは、「やまと絵」。日本の伝統美を象徴する鮮やかな色彩と、やわらかな造形が織りなす「やまと絵」は、古来、宮廷文化に導かれながら発展してきました。とくに四季折々に移ろう山景や樹木の装い、そして野に会する花鳥たちの表情は、いつの世の人々にも愛され、絵に描かれることで独自の情緒や典雅な美意識を伝え遺してきました。優れた画家たちの手によって制作された、時代を代表する数々の名品を特集展示する本展では、重要文化財の「絵因果経」(奈良時代)や「真言八祖行状図」(平安時代)、「四季花木図屏風」(室町時代)をはじめとし、出光コレクションが誇る「やまと絵」の華麗なる展開をご紹介します。なおこの期間、国宝「伴大納言絵巻」上巻(左図版下)を10年ぶりに特別展示します。

2016年5月13日(金)〜6月12日(日)

開館50周年記念美の祝典U ―水墨の壮美

第二部のテーマは、「水墨画」。幻想的な山水の光景に恋し、清閑な情趣を感じ取った画家たちは、筆墨の妙が余白にひびく余韻に独自の美を見いだしました。中国画を手本に学び、そこにわが国ならではの風情を重ね合わせることで、日本の水墨画は大いなる発展をみたのでした。本展では、牧谿・玉澗の瀟湘八景図をはじめ、能阿弥「四季花鳥図屏風」(応仁3年(1469) 重要文化財)、長谷川等伯「竹鶴図屏風」(桃山時代)、池大雅「十二ヵ月離合山水図屏風」(江戸時代 重要文化財)、田能村竹田「梅花書屋図」(江戸時代重要文化財)など、教科書でも馴染みの深い巨匠たちの優品をご堪能いただきます。なおこの期間、国宝「伴大納言絵巻」中巻(左図版下)を特別展示します。

2016年6月17日(金)〜7月18日(月・祝)

開館50周年記念美の祝典V ―江戸絵画の華やぎ

第三部のテーマは、日本の絵画史上、大きな飛躍を遂げた「江戸絵画」を特集し、その多彩な魅力に迫ります。公武が拠点を分かつ中、画家たちの世界は東西の往来によって革新され、目覚ましい発展を遂げました。伝統的な価値観が解放されてゆくこの時代を牽引したのは、狩野派、琳派、そして浮世絵といった諸派の画家たちでした。本展では、重要文化財の「祇園祭礼図屏風」、英一蝶「四季日待図巻」、喜多川歌麿「更衣美人図」をご覧いただくほか、酒井抱一「風神雷神図屏風」など江戸後期の名作にいたるまで、300年にわたる江戸絵画に親しみます。社会的な階層を超えて、さまざまな輝かしい活躍をみせた名だたる画家の優品をお楽しみください。なおこの期間、国宝「伴大納言絵巻」下巻(左図版下)を特別展示します。

2016年7月30日(土)〜9月25日(日)

開館50周年記念東洋・日本陶磁の至宝 ―豊麗なる美の競演

出光美術館が誇る数々の陶磁器コレクションの中から、中国、朝鮮、日本陶磁の名品を展観します。明清時代の景徳鎮官窯を代表とする皇帝や宮廷を魅了したうつわ、井戸茶碗や古唐津をはじめ茶人たちによりその美と価値観を見いだされた茶道具、日本陶磁史に大転換をもたらした古九谷や柿右衛門の色絵磁器、そして仁清・乾山の京焼などが一堂に会します。それぞれのうつわの造形性やデザインなどに表現される「豪華」で「華麗」な世界、はたまた「繊細」で「清浄」な世界といった、陶磁器から放たれる多様な美の空間と魅力を、開館当初から名品として愛されてきた作品、さらには近年新たに優品として評価されてきた出光コレクションの作品を通して、ご覧いただきます。

2016年10月1日(土)〜11月13日(日)

開館50周年記念大仙酷W ―禅の心、ここに集う

笑いとユーモアを通して禅の教えをひろめたことで知られる江戸時代の禅僧仙香i1750-1837)。その書画作品は住持をつとめた博多の聖福寺や隠居所であった虚白院のある幻住庵以外では、当館の初代館長出光佐三が蒐集したコレクションと、仙高艪ゥりの地にある福岡市美術館のコレクション、さらに九州大学文学部コレクション(中山森彦旧蔵)が質量ともにすぐれ、よく知られています。昭和61年(1986)に仙150年遠諱を記念して福岡市美術館で開催された展覧会以来、実に30年ぶりに東西の三大コレクションの名品が当館に勢揃いします。仙高フ生み出した禅画の世界、そして、人々に説いた禅の心にふれるまたとない機会となる本展を、どうぞご期待ください。

2016年11月19日(土)〜12月18日(日)

開館50周年記念時代を映す仮名のかたち ―国宝手鑑『見努世友』と古筆の名品

たおやかで優美な平安、明確で厳格な鎌倉、端正さの緩んでゆく南北朝、重厚で立派な印象の室町。仮名のかたち、書様は時代によって大きく異なって見えます。この違いはどこからくるのでしょうか。現代では、あまり意識されることはありませんが、仮名には“和歌を記す文字”という役割があります。平安時代から室町時代にかけて、和歌の社会における役割は、褻(私的)から晴(公的)、そして儀礼へと移りかわり、各時代の和歌を担う人々も変化してゆきます。本展では、国宝の古筆手鑑『見努世友』をはじめとする、当館の代表的な古筆作品と一部借用作品約80件によって、仮名の時代による書様の違いの背景に、各時代の和歌との関係があることを探ります。

2017年1月8(日)〜2月5(日)

開館50周年記念岩佐又兵衛と源氏絵 ―〈古典〉への挑戦

本展では、又兵衛をはじめ、又兵衛と同じ時代を生きた画家たちの挑戦の様子をご覧いただきます。江戸時代の源氏絵の魅力を、どうぞお楽しみください。

2017年2月11日(土)〜3月26日(日)

開館50周年記念古唐津 ―大いなるやきものの時代

古唐津――飾らぬ土味と豪放な造形、郷愁を誘うやわらかな色合いのやきものは、桃山陶芸の至宝といわれます。九州で生まれた古唐津を、初代館長出光佐三は生涯にわたって愛し、総数300点を超える日本最大規模のコレクションが誕生しました。奥高麗、絵唐津、朝鮮唐津といったさまざまな表情をそなえたやきものは、桃山の茶人たちの高い評価を得たばかりでなく、近代においても広く、小林秀雄などの評論家を魅了し、今なお愛陶家を惹きつけてやみません。なぜこれほどまでに、古唐津は日本人の心を満たすのでしょうか。出光コレクションの原点の一つである、古唐津。代表的作品が一堂に会する本展で、その魅力のすべてをご堪能いただきます。

2017年度

2017年4月15日(土)〜6月4日(日)

茶の湯のうつわ ―和漢の世界

桃山時代に千利休らによって完成した茶の湯の世界は、江戸時代に入ると大名茶人による新たな茶の湯の方向性が生みだされ、さらに江戸時代後期には煎茶も流行します。これらの茶の湯の世界を彩ったのが京焼、国焼や肥前磁器です。また大名道具として唐物も重宝されました。つまりそこには和と漢の世界が融合しながら、茶の湯の美意識が成立しているのです。本展では、江戸時代の茶人が好んだうつわの美とその変遷をお楽しみいただきます。

2017年6月10日(土)〜7月17日(月・祝)

水墨の風 ―長谷川等伯と雪舟

水墨画は無限の可能性を秘めた中国伝承の絵画表現です。しかし、その風趣に学んだ日本の画家たちが独自の表現美を獲得できたのは室町時代に至ってからでした。中国・明ではじめて本場の水墨表現に学んだ雪舟。その後大きな飛躍をとげた水墨画を日本人の感性にかなった表現にまで高めた等伯。本展では雪舟と等伯の優品を中心に、中国絵画の名品を交えつつ、その遺風に学んで全く異なる新風を興した彼らの創作意欲の源に迫ります。

2017年7月25日(火)〜9月3日(日)

祈りのかたち ―仏教美術入門

密教、浄土教、禅など、時代によって変遷をみせながらも、今日に至るまで篤い信仰を集め続けてきた仏教。祈りの気持ちは美しい仏画や麗しい仏像を生み出し、守り伝えられてきました。広大な密教世界を図示した曼荼羅、憧れの極楽浄土図や恐ろしい裁きの世界を描いた地獄図、厳しい修行を通して悟りを求めた禅宗の祖師図や近世の禅画など、各時代を代表する仏教美術作品を一堂に展示し、仏への帰依と荘厳の諸相をふりかえります。

2017年9月16日(土)〜11月5日(日)

江戸の琳派芸術 

17世紀の京都に生まれ、華やかに展開した〈琳派〉の美術。19世紀に入ると、姫路藩主・酒井雅楽頭(さかいうたのかみ)家の次男坊として生まれた酒井抱一(さかいほういつ 1761-1828)が江戸の町へ移植、さらに抱一の弟子・鈴木其一(すずききいつ 1796-1858)が、いっそうの洗練を加えました。いわゆる〈江戸琳派〉の成立です。本展では、王朝的な美意識に支えられた京都の〈琳派〉を受け継ぎつつ、いかにも江戸らしい〈粋〉の美意識のもと、小気味よい世界へと転生させた〈江戸琳派〉の魅力を紹介します。

2017年11月11日(土)〜12月17日(日)

書の流儀U ―美の継承と創意

書を芸術として愛してきたわが国の伝統は、中国を模範として学んだのち独自の世界観を育みました。各時代の知識人たちは「書く」ことに親しみつつも数々のルールを定めましたが、一方では巧みさや個性を競うこともありました。こうした慣習は今なお変わらず、多様な美を認め、様々な流儀を派生させています。古来、書とはいかに受け継がれ、また各々の理想はどのように追求されてきたのか。素朴な疑問とともに書表現の鑑賞方法を日本・中国の優品よりたずねます。

2018年1月12日(金)〜3月25日(日)

色絵 Japan CUTE ! 

色絵は古九谷、柿右衛門、鍋島といった磁器や、野々村仁清(ののむらにんせい)・尾形乾山(おがたけんざん)による京焼に代表される、江戸時代に大きく花開いたカラフルなやきものです。小袖意匠をアレンジした古九谷の〈ファッション性〉、欧州の王侯貴族など、世界を魅了した柿右衛門の〈デザイン力〉、将軍家への贈物となった鍋島に宿る、繊細な〈季節感〉、京焼を飾る〈かわいらしさ〉と〈文学性〉――日本文化の多彩な特性をあざやかに映し出す、絢爛たる色絵の世界をお楽しみください。

過去の展覧会

併設展示