ピュアサーモ
「ピュアサーモ」は独自のベルトプロセスを用いた造核剤を含まない透明PPシートです。
透明性とPPの耐熱性を活かし、「食品容器・蓋、医療用パッケージ」等に使用されています。
- ※
- 「青木固賞」受賞(2001年5月31日)。
製品特長
透明性・光沢
透明性の発現に、ダイレクトベルト急冷プロセスを用いています。PPを溶融状態から低温に保持したベルトおよびロールで挟圧し、急冷する製膜工程で付与しているため、造核剤無しで、透明性を発現させた高透明PPシートです。
熱成形性
ダイレクトベルト急冷プロセスで樹脂を溶融状態から急冷固化するため、従来のPPにはない低結晶の状態で製膜されます。そのためシートの軟化温度が下がり低温での熱成形が可能となりました。さらに熱成形温度範囲も広く、透明PPの課題であった難成形性といった問題点をクリアしています。
剛性
熱成形工程での再加熱により、微細結晶化が進行し、高い透明性を維持したまま、一般のPP材料同等の剛性を保有します。
耐油性・耐熱性
PPは他の汎用樹脂に比べ優れた耐熱性を持ちます。
採用事例
1.食品容器・蓋・フードパック

従来品

ピュアサーモ
コンビニエンスストアやスーパーでの弁当・惣菜の多くが、食べる前に電子レンジ加熱されます。
従来のフードパック用容器は、店頭での電子レンジ加熱時に容器変形がおこり、問題となっております。
特に含油率の高い内容物は加熱されると食品温度が100℃以上となるため、包材には耐熱性が要求されます。
ピュアサーモはこの耐熱性と、従来品同様の成形性を有することにより、この分野で多く採用いただいております。
2.医療用キット商品の包装材
医療用包装材は、内容物である医療用器具、薬品同様にEOG(エチレンオキサドガス)、AC(オートクレーブ)滅菌等の滅菌処理が施されます。
また医療現場で内容物を的確に目視確認できる様、透明性も要求されます。
これらの要望に対応できるピュアサーモが、医療用包材にも採用いただいております。
3.工業用素材:電子部品トレー、電池ブリスターなど
4.衛生商品:歯ブラシ、綿棒、ガーゼのブリスターなど