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第94期(2009年3月期)第2四半期累計(2008年4月〜2008年9月)の業績報告(2008年11月4日)

出光興産株式会社 代表取締役社長
出光興産株式会社
代表取締役社長
天坊 昭彦
株主ならびに投資家の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ご承知のように、4月の揮発油税暫定税率の存廃問題から始まり原油価格の急騰・急落による大混乱、更に、欧米の金融市場の破綻による株式市場の急落など、未曾有の波乱の中にあります。実態経済へも影響が出始め、世界的な景気低迷の兆しが顕著になりつつあります。政策当局によるさまざまな対策が検討されていますが、回復に向かうには、相当な時間がかかると思われます。先の見通せない状況にありますが、当社は、この10月から石油製品卸価格の改定方法の変更(詳細下記)を実施するとともに、コスト削減、合理化などによる体質強化を図っておりますので、引続き、皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。

【 第2四半期累計の業績について 】

第94期(2009年3月期)第2四半期累計期間(2008年4月から2008年9月まで)を終了しましたので、業績の概況をご報告申し上げます。
連結売上高は、原油価格およびナフサ価格の更なる高騰により、前年同期比5,824億円増加し、2兆2,804億円となりました。
連結の営業利益は614億円(前年同期比252億円増)、経常利益は600億円(前年同期比179億円増)とそれぞれ増益になりましたが、たな卸資産の会計方法の変更による在庫評価益277億円(※)を除くと実態は前年を下回る厳しい収益状況にありました。
資源部門(石油開発、石炭事業)は増益となりましたが、石油製品部門は、原油価格急騰によるコスト増を吸収できず、また、石油化学製品部門は、原料ナフサの急騰とアジアの石油化学製品需要の伸びの鈍化などでマージンが大きく悪化しました。
8月以降、原油、ナフサ価格が急落し、コストアップは収まりましたが、需要の低迷が需給環境を引続き厳しいものにしています。これからも、マーケット環境を適切に捉え、マージンを確保するとともに、コスト削減に全力で取り組んでいきます。

※たな卸資産の評価期間の変更とその影響について
前年度までは、たな卸資産の計算期間を1年としていましたが、今年度から四半期決算に変更されたことに伴い、たな卸資産の計算も四半期毎に確定させ、適宜決算に反映する仕組みに変更しました。この変更による、当期の業績(営業利益、経常利益)への影響は、277億円の増益です。

【 通期の連結業績見通しについて 】

第2四半期までは前年比増益で推移しましたが、通期業績見通しの公表につきましては、過去に例を見ない原油価格の乱高下や石油製品・石油化学製品の需給動向など、通期の業績を見通す上での前提条件が現時点ではあまりにも不透明なため、かえって、株主、投資家の皆さまのご判断を誤らせる情報を提供する結果になることを懸念いたします。従って、通期業績の見通しは、適切な時期に改めて開示いたしたく、状況をご賢察いただきますよう、お願い申し上げます。当社は、引き続き、当初の目標利益(営業利益:1,075億円、当期純利益:310億円)を目指して努力いたします。
なお、海外の資源事業は決算期が12月ですので、10月〜12月の資源価格、為替動向の影響を受けます。また、石油製品、石油化学製品事業は10月以降の製品価格、需要動向の影響を受けますが、たな卸資産の評価方法はLIFO(四半期)を採用していますので、在庫評価益の影響は比較的少ないと思われます。

【 配当金について 】

当期の配当金は、前年同期と同様、1株当たり75円とさせていただきます。
国内外の経済情勢は引き続き厳しい状況が続くことが予想されますが、今後とも株主の皆さまへの安定的な経営成果の還元に努めてまいります。

【 石油製品卸価格の改定方法変更について 】

当社はこれまで、ガソリンなど石油製品の卸価格を原油価格と為替の変動に基づき、全油種一律で改定してまいりましたが、10月より、東京工業品取引所などの、より透明性や流動性が高いオープンな石油製品マーケットの価格を指標として、油種ごとに卸価格を改定する方法に変更いたしました。
この結果、当社の卸価格は、原油価格が日々乱高下する中で、石油製品ごとに異なる需給状況や価格動向などを反映するオープンな製品マーケットの変化に機動的に対応することができるようになり、取引先や消費者の皆さまのご理解を得やすいものと考えています。
この卸価格の改定方法変更により、いままで以上に競争力の強化と徹底した合理化が求められますが、中長期的な観点から、石油業界の体質強化、延いてはわが国の石油の安定供給に貢献するものと考え、変更を決断いたしました。

これからも、株主、投資家の皆さまのご期待に応え、企業価値の向上に取り組みますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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