北海道製油所|敷地概要

北海道製油所は、装置エリア・タンクエリア・出荷エリアがコンパクトかつ機能的に配置されています。装置エリアの中央には、装置の運転に携わる全てのスタッフが集まるプロダクションセンターがあり、原油の受入れから精製、出荷まで1つのコントロールルームで監視し、操作しています。

1. 外洋シーバース

1. 外洋シーバース

原油は、シーバース(約29万t着桟可能)から海底パイプラインを通って原油タンクに荷揚げされます。

2. 原油タンク

2. 原油タンク

荷揚げされた原油は、原油タンクに一時貯蔵されます。北海道製油所では最大79万キロLの原油が貯蔵可能です。

3. 次亜塩素酸ソーダ洗浄設備

3. 次亜塩素酸ソーダ洗浄設備

石油化学製品の原料となるナフサをタンカーに積み込むときに発生する揮発性排出ガスに含まれる微量硫黄化合物を回収しています。

4. VOC回収装置

4. VOC回収装置

大気汚染の原因の一つとされる揮発性有機化合物(VOC)の排出を抑制するために、タンクローリーで石油製品を出荷する設備に設置しています。

5. プロダクションセンター

5. プロダクションセンター

製油所の頭脳として、生産体制を集中管理しています。

6. ガスタービン発電機

6. ガスタービン発電機

生産過程で発生する副生ガスを燃料として、製油所で必要とする電力を効率的に供給しています。