千葉事業所|品質への取り組み

当事業所は、操業以来一貫して「消費者本位」という経営理念のもとに、お客様と直接結びつき、お客様の要望に答える適正な製品を安定供給するという考え方に沿って品質管理活動を推進しています。

石油製品は、1974年にJISマーク表示許可工場の認定を受け、2007年に新JISマーク表示制度の認証を取得しました。
更に、1994年に品質保証に関する国際規格であるISO9002の認証を取得、2000年の規格改正に伴い2002年にISO9001に移行しました。
石油化学製品は、1992年にISO9002の認証を取得、全製品へ対象範囲を拡大し1996年にISO9001に移行しました。

これら、JIS・ISOの認証を通して「良い製品を経済的に安定供給する」ことに努めています。

品質方針

事業所

品質方針

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環境に配慮した石油製品の取り組み

千葉事業所はじめ出光では、1993年からベンゼンを1%以下に削減した低ベンゼンガソリン「出光スーパーゼアス」、「出光ゼアス」を製造しています。これは2000年のベンゼン濃度規制に先駆けて商品化したものです。
また、硫黄分を10ppm以下にするサルファーフリー化の動きに先駆け、当事業所では、石油製品から硫黄分を除去するための脱硫装置を設置、2005年1月にはガソリン・軽油のサルファーフリー化を実現しました。
※10ppm=0.001%
国内では、2007年に軽油、2008年にガソリンのサルファーフリー化が法律で定められましたが、当社も含め、石油連盟に加盟する石油精製・元売各社はサルファーフリーガソリン、軽油ともに2005年1月から世界に先駆けて出荷を開始しています。
硫黄分を低減する動きは世界中で進んでおり、EUでも2009年からガソリン・軽油の硫黄分を10ppm以下のサルファーフリーとすることが決められました。

サルファーフリーガソリンの製造

サルファーフリーガソリンを製造する分解ガソリン脱硫装置は、重質油分解装置で精製した分解ガソリン中に含まれる硫黄分を大幅に削減する装置です。2005年1月からは、ハイオクガソリン、レギュラーガソリンともサルファーフリーガソリンを出荷しています。

分解ガソリン脱硫装置
分解ガソリン脱硫装置

サルファーフリー軽油の製造

サルファーフリー軽油を製造する軽油深度脱硫装置は、軽油中に含まれる硫黄分を削減するための装置で、従来は硫黄分50ppmに削減した低硫黄軽油を製造していました。2005年1月からは、更に硫黄分を10ppm以下に削減したサルファーフリー軽油を出荷しています。

※硫黄分(サルファー)が10ppm以下の自動車燃料(ガソリン、軽油)を「サルファーフリー燃料」といいます

灯軽油深度脱硫装置
灯軽油深度脱硫装置

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