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桜の害虫防除に貢献!微生物防除剤「バイオリサ・カミキリ」に桜が適用拡大されました

2018年4月16日
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木藤 俊一以下、出光興産)の微生物防除剤「バイオリサ・カミキリ」は、国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所(所在地:茨城県つくば市、理事長:沢田 治雄以下、森林総合研究所)との共同研究により4月11日付で、桜の「クビアカツヤカミキリ」に適用が拡大しましたのでお知らせいたします。
「クビアカツヤカミキリ」の成虫
「クビアカツヤカミキリ」の成虫
「クビアカツヤカミキリ」は中国や韓国などに生息する外来種で、桜やスモモをはじめとする樹木を食害し枯死させる危険性があり、平成30年1月に「特定外来生物」に指定されています。一匹の幼虫による樹体の摂食範囲は広く、内部に侵入すると2〜3年かけて樹体を食い荒らして枯死させます。近年、日本国内の各地で被害が拡大するおそれがあり、自治体を中心に被害についての注意喚起や情報提供がなされています。

このたび、出光興産と森林総合研究所は共同で「クビアカツヤカミキリ」の防除法を研究し、その結果「バイオリサ・カミキリ」が防除手段の1つとして有効であることが示されました。
「バイオリサ・カミキリ」感染後
「バイオリサ・カミキリ」感染後
「バイオリサ・カミキリ」はカミキリムシ類を防除するシート状の微生物防除剤です。シートには昆虫に寄生する糸状菌「ボーベリア・ブロンニアティ菌」が付着しており、この上をカミキリムシが通過すると菌に感染し、カミキリムシを駆除します。樹の幹や枝にかけたり巻きつけたりするだけで長期間効果を発揮するため、防除作業の簡素化が図れます。また取り付けたシートは自然分解するので、回収する必要がありません。

既にかんきつ類を中心とする果樹類でカミキリムシ類防除の有効な手段として使用されていますが、今回の適用拡大によって、桜に対する「クビアカツヤカミキリ」の有効な防除手段の1つとしても活用できるようになりました。

バイオリサ・カミキリの概要

  1. 登録番号:農林水産省登録 第19071号
  2. 適用拡大された日:2018年4月11日
  3. 製造・販売元:出光興産(株)     
  4. 適用害虫の範囲及び使用方法(適用拡大により追加された部分のみ抜粋)
作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 ボーベリアブロンニアティを含む農薬の総使用回数

さくら

食用さくら(葉)

クビアカツヤカミキリ

1樹当り

1本

成虫発生初期 -※ 主幹又は主幹の分枝部分に巻き付ける -※
※使用回数は特に定めない
桜の幹に巻きつけた「バイオリサ・カミキリ」
桜の幹に巻きつけた「バイオリサ・カミキリ」
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