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出光には資本家の搾取がなくて、全員が経営者である

(出典:1966年刊『マルクスが日本に生まれていたら』74〜75頁)

質問
ちょっと理屈を言いますが、もちろん経営に加わっているという意味では、すべて経営者なんですけれども、ふつう経営者という場合には、経営の指導を行い、その経営に対して最高の責任をとる者という意味があると思います。
たとえば軍隊を例にとりますと、皆軍人である。
軍人という点では皆、変わりないのだけれども、その中にファンクションとして将軍があり、参謀がおり、下士官がおり、兵隊がいるというぐあいに、それぞれ分担がある。
それぞれが自分の立場で軍人としての任務を果たしている。
その場合の将軍の機能を果たしているものが、経営では経営者だということになります。

出光
ぼくが言っているのは、経営学で言う経営者を言っているのではない。
企業の中に社長、専務、営業部、経理部というような組織があるのは当然だ。
けれども、組織の一人一人、皆が、自分が責任をもってやっておるその心構えは、経営者の心であるということだ。
事業経営をやっているものは、ぼく一人ではなく全員でやっているということなんだ。
そのことについては、君たちも知っているように、開店後数年たってから、随分ぼくが悩んだ問題だ。
僕は独立自営したが、店員はぼくの独立自営の陰に犠牲になって搾取されているのか、という疑問が出た。
いろいろ考え悩んでいるうちに、店員を自由に働かせて各自の仕事の上では独立させよう、ということで解決がついた。
経営学で言う経営者とか使用人という観念は、出光にはないよ。形式的な組織としては社長も専務もあるが、お互いの心掛けは、皆が全責任をもって経営しているということだ。
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