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「お互い」ということで解決できないものはなに一つありません

(「永遠の日本」発刊に際して「日本の青年へ」より)

私はこの十数年来、講演する場合の演題は、いつも「日本人の世界的使命」ということに決めております。

これはどういうことかと言えば、今、世界は対立闘争で行き詰まっております。
第二次世界大戦後、世界の永遠の平和と人類の福祉を目標につくられた国際連合は、組織としては、もうこれ以上大きいものはないというほど、完全なものができておりますが、その実態は、平和と福祉を実現できないのみでなく、ますます微に入り、細にわたって混乱は激しくなるばかりです。

それでは、今日の世界の混乱はなぜ起きているのでしょうか。
ここで忘れてならないことは、交通、通信が非常に発達して、一日で世界中をまわるほど、世界が時間的に狭くなっているということです。
今の世界は神奈川県とか埼玉県とかの広さのところに、百以上の異民族が雑居している形ですから、対立闘争の思想では、うまくゆくはずがありません。
今や人類が従来の思想をまったく転換しなければならない時代に入っているということです。

そうしますと、今日では外国の権利思想、個人主義、対立闘争の思想は、もう時代おくれのものであり、そこに浮かびあがってくるものが、日本のお互いに譲り合い、お互いに助け合うという「互譲互助」、「お互い」という道徳のあり方ではないでしょうか。
「お互い」ということで解決できないものはなに一つありません。
そしてこの「お互い」という道徳をもっているのは、日本民族だけでありますから、今、世界の人びとが熱望してやまない平和、福祉を打ちたてるために日本人は特別の大使命をもっているということであります。
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