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組織は心の中にある

創業時 初荷
創業時 初荷
ぼくが組織は「無をもって理想とする」と言うと、これは十年くらい前、或る青年会議所で話したときなんだが、或る人が組織なしで物事ができますかと言うんだ。ぼくは組織が全然要らない、と言っているのではない。
組織はあっても、形式的な組織はなるたけ小さくして、ほんとうの組織は心の中にもつようにしなければならない。

そうすると非常に人間が少なくて済む、ということを言っているのだと言ったら、わかったようなわからないような顔をしておった。
そうしたら、組織なしじゃやっていけませんでしょう、という質問をする。
三回くらい同じ質問が出たね。

組織は形式的なものであって、心の中に組織をもっておれば、非常に少数な人で少数精鋭主義の力強い形が出来るんだが、この呼吸が、今の経営学でやっておる人にはわからないようだね。
組織は形式としては必要だが、ほんとうの組織や規則は自分の心の中にちゃんともっていて、形式的な組織に縛られてはいけない。
そして、これができるのは日本人だ。外国の経営は「和」ということがないんだよ。
外国では権利を主張して、お互いが対立しているから譲り合うということはないだろう。
そこで対立している人を組織でつなぐことになる。だからそれは烏合の衆であって人数ばかり多く要して、しかも力は弱いものである。

日本人にとって組織は形式的なものであって、お互いが心でつなぎ合っている。
それが日本の和だ。両者の違いは、口では説明できないが、実際にやってみると、非常な差が起こる。

組織中心の外国の行き方はたくさんの人が必要で、しかもお互いに権限を主張して対立しているので、力は弱い。
日本では、組織にとらわれずに一人一人仲良く団結の力を発揮するから、人間は数が少なくても非常に力が強い。
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