地球環境ライブラリー

ウィンドウを閉じる

原油

戻る

印刷する

原油とは、石油製品の原料となるもので、地下数千メートルもの奥深いところにたまっているドロドロとした黒みをおびた茶色の液体です。原油は、数億年前のプランクトンや動物の化石が長い年月をかけてできたものいう生物由来説が有力です。このほかに地中のマントルの中でつくられ続けているという鉱物説もあり、最近注目されています。長い年月をかけてできた原油を現在のようなスピードで使い続ければ数十年の間には、油田は枯(か)れてしまうと考えられていて、そのため世界中で新しい燃料を探しています。最近では、油田やガス田(でん)とは異なる場所に存在するオイルサンド(原油を含む砂岩層)、シェールガス(泥岩(でいがん)に含まれる天然ガス)や、石油製品とおなじ性質を持つアブラを藻類(もるい)や植物から作り出せないかなど研究が進んでいます。オイルサンドやシェールガスは採取や精製する段階での環境への影響がこれまでの化石燃料よりも大きいといわれています。また藻類から作ったガソリンでクルマが走っている様子がニュースなどでとりあげられていますが、ガソリンと同じように供給する体制を整えるまでには、まだまだ時間がかかります。一方で原油を探し出したり、掘り出したりする技術も進んでいるので、原油がなくなるまでの期間は伸びるといわれています。それでも、つくられるスピード以上に使っていれば足りなくなってしまうため、出光ではさらなる省資源・省エネルギーを推進する研究や開発をさまざまな分野で進めています。

Copyright © Idemitsu Kosan Co., Ltd. All Rights Reserved.