地球環境ライブラリー

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製油所

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製油所とは、原油から石油製品を作る工場のこと。ふだんの生活では「原油」も「石油製品」も同じように「石油」といっていますが、実はかなり違(ちが)うものです。原油とは、地中の奥深くに眠っている石油のことで、いろいろな成分が混ざっているドロドロとした黒っぽい液体。石油製品は、原油から取り出した成分から作られるガソリンや灯油などのことをさします。原油を生活に役立てるためには、成分ごとに分け、石油製品にしなければなりません。そのため製油所では、原油をおよそ360℃まで加熱し、沸騰(ふっとう)する温度の違いを利用して成分ごとに分けています。さらにここから大気を汚染(おせん)する成分、たとえば硫黄分(いおうぶん)を取り除いたり、成分を分解して別の成分をつくったり、石油製品同士を混ぜ合わせたりと、いろいろな工程を経て石油製品が完成します。繊維(せんい)やプラスチック、化学薬品の原料となるナフサも原油からつくられた石油製品のひとつです。またそれだけではなく、製油所では原油や石油製品のもととなる原料を保管して、万が一の場合にそなえるなど、私たちの生活にとって大切な場所となっています。

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